緊張を克服するために必要なこと

緊張を「和らげる」と「克服する」との違い

緊張を「和らげる」ための方策と、「克服する」ために必要なことは、根本的に違います。

今までいろいろ試してみたけど、どれもいまいちだった、とか

だいぶ楽にはなってきたけど、やっぱり緊張はするし、人付き合いは苦手、とか

そういう方はいらっしゃると思います。

この記事では、「緊張を克服するために必要なこと」をお伝えします^^

その前に・・・

「現在の緊張を和らげる」ということについて少しお伝えいたします。

「克服する」ためには少し時間がかかることがあるので、ひとまず「和らげて」おいて、

余裕をもって「克服」に取り組むと、ラクに進めます。

和らげる方法は、他の記事に詳しく記載がありますので、ご興味がありましたら、ご参照ください。

内容を簡単にお伝えすると、

まず、「緊張」は、「ストレス反応」であると言えます。

「ストレス反応」が起こる原因は様々にありますが、

「ストレス」を察知した脳が、「ストレス」に対応できるようにホルモンの分泌をさせた結果、

様々な心身への影響が起こってきます。

対症療法的ではありますが、起こってくる反応を和らげて少しでも過ごしやすくする方法があるので、

こちらでも簡単にご紹介します。

①「笑顔」を心がける

②「呼吸法」で呼吸を整えてみる

③「ストレッチ」で心身ともにリラックスしてみる

④「生活習慣の乱れの改善」

⑤「栄養不足の改善」

⑥「ストレス発散」

⑦「ポジティブシンキング」

⑧「体を温める」(即効性があります)

⑨「お肉を食べる」(即効性があります)

⑩「緊張を抑えるツボを押す」(即効性があります)

⑪「イメージトレーニング」や事前の練習

⑫「ゆっくりハキハキと話す」

「目新しい方法ではないかもしれませんが、確実に緊張を和らげる効果はあります。

 自分に合いそう、できそうと思うものから試してみてくださいね^^」

こんな感じで記事はまとめてありますが・・・

お気づきでしょうか?

「和らげる」だけでは、「根本解決」には至らないのです。

緊張する原因

「緊張する原因」として挙げられるものは、

「ストレス」「トラウマ」「ホルモン」の他にもありますよね?

例えば、 自意識過剰

他には、見栄を張りたいからとか

あとは、逃げたくなってしまって、慌てて失敗するとか。

今回の記事では、「緊張」を根本から克服することに着目して、

「緊張」を引き起こす心的メカニズムについて、前回記事とは違う側面からとらえていきます。

これって「緊張する原因」? ①「自意識過剰」

さて、ではまず「自意識過剰」について考えてみましょう。

「自意識過剰」とは、

「自分自身に関することを過剰に意識してしまう状態」

のことで、

「他人が自分をどう思っているかということに必要以上に注意を払う傾向があり、

自分に意識が集中しすぎた結果、髪型や服装に神経質になったり、

他人の目を気にしすぎて、言動に落ち着きがなくなったりする。」

とされます。

「手元が注目されている」と感じると、手が震えたりします。

よく記事にされたり、本に載っていたりするのは、

「誰も他人のことなんてそんなに見ていませんよ。

 あなたが失敗したと思っても成功したと思っても、周りはたいして気にしてません」

とか、そんな感じのものですね。

そして、

「そっか!気にしなくてもいいんだ!と思ったら、すごく楽になりました!」

というものもよく見かけます。

が。

私は「気にしなくてもいいんだ」と思っても楽にはなりませんでした。

そこには、まず「自意識過剰」という状態に対しての誤解がありました。

その誤解とは、

「自意識過剰」=「うぬぼれが強い」というもので、

うぬぼれが強い→見られていると思う→緊張につながるんだ、という謎の図式が私の中にはありました。

「あなたは自意識過剰ですね」と言われて、なんだか嫌な思いをした

そんなことがある場合、かつての私と同じような誤解を持たれているかもしれませんね。

ですが「自意識過剰」とは、「人からどう思われているかが必要以上に気になる」状態のことです。

「なぜ人からどう思われているかが気になるのか」に着目していくと、

「自意識過剰」の状態から抜け出す一歩となります。

これって「緊張する原因」?② 「見栄を張りたい」

「人からどう思われているのか」は、ある程度は誰でも気になるものですよね。

全く気にしないのも逆に困りものです。

ですが、「必要以上に気になる」ということになると、それは心的な負担につながります。

心的な負担が大きくなった結果、ストレスとなり、

人に会ったり話したりすると緊張して負担に感じる、という人も少なくありません。

そして、人付き合いに緊張して負担に感じるようになる頃には、

人からどう思われているかが気になっていることが負担なんだ、

ということを忘れてしまっていたり、

そもそも負担に感じていることがわからなくなってしまっていたりします。

そうなると、ますます緊張の根本解決から遠ざかってしまいます。

「人はさほど自分のことは気にしていない」と思うことで、

人からどう思われるのかが気にならなくなるのであればそれに越したことはありませんが、

人付き合いを負担に感じるほど緊張が高まってくると、

考え方を変えるだけで緊張しなくなる、ということは期待しにくいかもしれません。

さて、では話を戻します。

「自意識過剰」というのは、「人からどう思われているのかが必要以上に気になっている」状態だということがわかりました。

では、なぜ「人からどう思われているのか」が必要以上に気になるのでしょうか?

「人からどう思われるのか」が気になるということは、

「人からこう思われたい」という願望があったり、

または、「こうは思われたくない」という願望があったり、

だからこそ「これまでの自分はどう思われているのか」や、

「今の自分の行動はどう思われたのか」が気になるのではないでしょうか?

そのこと自体は悪いことではありませんが、あまりにもそういった意識が強くなると、過剰な緊張につながります。

そして、「人からこう思われたい」「こうは思われたくない」

そういった気持ちは、上に挙げた緊張を引き起こす原因の一つの、

「見栄を張りたいから」につながりそうですね^^

違う言い方をすると、「ええかっこしい」とも言えますが、

「ええかっこしい」だから「人からどう思われるのか」が気になるのかというと、

必ずしもそうではないように思います。

もちろん、「しぐさでも何でもいいからカッコいいと思われてモテたい」

とかいうのはええかっこしいに入りそうですよね。

ですがそういうのとは少し違って、

「こう思われたい」「こうは思われたくない」というその根底に、

「失敗したくない」「悪い評価は受けたくない」

そんな曖昧な願望がある場合があります。

そういう曖昧な願望があると、

何を「失敗」とするのか、

何を「悪い評価」とするのか、

それがその時々で自分の中で変わってくる可能性があります。

人からの意見や、人の価値観で変わる可能性もあります。

ハードルがものすごく高くなる可能性があるということです。

単純に「ええかっこしい」でひとくくりにできなくなってきます。

そして、「失敗したくない」 「悪い評価は受けたくない」 という思いは、

「失敗したらどうしよう」という思いを導きます。

「失敗したくない」「悪い評価は受けたくない」という思いからは

「失敗したらどうしよう」「恥をかきたくない」「自分をよく見せたい」という思いが導かれ

「失敗したらどうしよう」「恥をかきたくない」「自分をよく見せたい」という思いからは

「失敗するのが怖い」という思いが導かれやすいです。

「失敗するのが怖い」という思いが大きくなると、

緊張が高まり、その場から逃げ出したくなったり、

そもそも緊張する環境に自分を置きたくないという思いが出てきたりしやすいです。

これって「緊張する原因」?③ 「逃げたい」

「どうやって対処するのか」ではなく、「どうやって逃げるか」に考えがいってしまうと、

早く済ませようとするあまり焦って緊張が増してしまったりします。


一般に、逃げようとする意識があると、緊張の克服は難しいとされています。

「逃げることで機会を逃してしまう」

「逃げずに立ち向かうべきだ」

「やり遂げれば自信につながる」

よく見たり聞いたりするフレーズですが

逃げたい人からすると、プレッシャーに感じることもありそうです。

実際私は、

「立ち向かって失敗するかもしれないし、

 立ち向かうストレスを味わうくらいなら、

 機会を逃しても全然問題ないので立ち向かいたくない」

こんなふうに思っていたので、

はっぱをかけるような言葉に対して感じるプレッシャーはよくわかります。

そして、それでもあえて自分を奮い立たせて、

立ち向かおう、挑戦してみようとしたことは、誰でも一度はあるのではないでしょうか。

その勇気は、すごいと思います。

ですが、いつもいつもそれでは疲れてしまいます。

疲れるということは継続が難しく、

継続が難しいということは長続きしないということです。

長続きしないということは、根本解決に至るには難しい道だということになりそうです。

緊張を招いているのは、心的なメカニズム

さて、では、「失敗したくない」「悪い評価は受けたくない」という思いに戻りましょう。

何を恐れて、「失敗したくない」「悪い評価は受けたくない」と思うのでしょうか?

失敗したり、悪い評価を受けると、何が起こるのでしょうか?

それまでうまくいっていたように思う人間関係が崩れたりするでしょうか?

うまくいってもいなかった人間関係が、更に悪くなったりするでしょうか?

「たった一度の何かのやり取りで、決定的なことはそんなには起こりません。

確率の問題ではありますが、取り返しのつかないことというのはめったに起こらないので、

気にせず日々進めばいいのです。」

よく聞くフレーズです。

そうかなと思って言いたいことを言うようにしてみても、

「言ってもいいんだ」と思って少しは楽になるものの、

やはり人からどう思われているのかが非常に気になることにはあまり変わりがなく、

そのためやはり極力人とは関わりたくない、そんなお話もよく聞きます。

また、「言いたいことを言おう」と思ってはいても、

「これは言いたいことなのか、言ってもいいことなのか」とつい考えてしまう、というのも、

やはりよく聞くお話です。

そして、「言いたいことを言おうと思っているのに、その通りにできない」と

自己嫌悪に陥って自分を責めてしまう方もいます。

それではよくありません。

ではなぜ、そこまで失敗したくないと思うのでしょう?

そこまで関係性を上手に築きたいと思う相手とは、

その全員があなたにとって非常に重要な相手なのでしょうか?

全員が全員、そこまで重要な存在ではないのではないでしょうか?

人間関係が良好ではなかったとしても、

ある程度用事が済むのであれば、

さほど密な感情の交換は必要無いような相手ではありませんか?

「ビジネスライク」と言われるような関わり方のほうが、

お互い関わりやすい相手って、いますよね。

でも、それでも相手の反応が気になる、という場合

あなたが気にしているのは、

本当にその相手の反応ですか?

一番最初に「失敗したくない」と思ったのはいつなのか、覚えていますか?

その相手が誰だったのか、覚えていますか?

「失敗したくない」と思ったのはなぜだったのか、覚えていますか?

これらをひも解いていくと、緊張を招いているあなたの心的なメカニズムを解き明かしていくことができます。

なぜなら、

「過去に誰かに求めて、得られなかったこと」

を求め続けた過去がそのまま、

「過去に求めた誰か」という相手から、

「現在の周囲の人間関係」に相手を替えて、

現在も継続して求め続けている可能性があるからです。

「緊張」を招いている、あなたの「心的なメカニズム」

その原因がわかって、あなたに馴染んでくると

「緊張」しなくなってきます。

あなたは過去に、誰に何を求めたのでしょう?

それは幼いころの、親とのやり取りから生まれた寂しさだったのかもしれません。

学校で起こった、集団生活の中での誤解が原因かもしれません。

そういった原因をひも解いていって、

その原因と、現在周囲にいる人たちは関係がないんだと理解ができると、

現在の人間関係に対してその当時のことを求めなくなります。

すると、「こう思われたい」「こうは思われたくない」という思いが消えます。

ということは「失敗したらどうしよう」の思いも消えるので、

「人からどう思われているか」も気にならなくなります。

「人からどう思われているか」が気にならなくなると、

人と接するのがとても楽になります。

大勢の前で話すなどの、緊張して当然の場面でもなければ、

さほど緊張もしなくなります。

あなたの心的なメカニズムを解明していく方法を、カウンセリング等でお伝えしています^^

そして実は、全く別の方面からのアプローチもあります。

緊張の原因がわかって、

緊張しなくなったのに苦手意識が消えない。

そんな風に思う場合や、

緊張の原因を探っている途中で、

だいぶ楽になってきたけどやっぱり人とはあまり関わりたくない。

そんな風に思う場合、

全く別のところにも原因が隠れている場合があります。

そういったところへのアプローチもカウンセリング等でお伝えしていますが、

初回カウンセリングでこの記事を見たことをお伝えいただくと、

まるで目からウロコな、意外な原因についてお話しちゃいます^^

カウンセリングは、主にZOOMなどを利用したオンラインチャットで行います。

お住まいの地域にこだわりなくお申し込みくださいね♪^^

お時間 60分 通常カウンセリング料金 12,000円 のところ

毎月先着5名様限定 3,000円 でご利用いただけます。

合言葉は、「目からウロコ」ですよ♪

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