コンプレックスの克服方法は?

「コンプレックス」って、よく聞くけど・・・

「コンプレックス」とは、どんなことだと思いますか?

よく聞くのは、

「学歴に対するコンプレックス」

「容姿に対するコンプレックス」

「性格やその他に対するコンプレックス」

などでしょうか。

「劣等感」と言い換えることもできそうです。

この他には、例えば

「マザーコンプレックス」

「ロリータコンプレックス」

「シンデレラコンプレックス」

などがあります。

こちらは、学歴や容姿や性格に対するコンプレックスと比べると、少し違うような印象がありますね。

ではなぜ、

「母親」や

「年齢差の大きい女性」や

「白馬に乗った王子様的な素敵な男性」への強い思いも

「コンプレックス」と呼ばれるのでしょうか?

それは、「コンプレックス」という言葉が、「複合体」という意味を持っているからです。

「複合体」という意味を持つので、数学や化学の分野でも使われたり、

企業の形態を表す場合にも使用される言葉だったりします。

心の面を表す時には、色々な原因が絡まりあった結果の劣等感や強い執着などを表すので、

「〇〇コンプレックス」と呼ばれます。

このようなコンプレックスがあると、自分の気がつかない間に、自分の葛藤や行動が決まってきます。

学歴や容姿や性格などに対するコンプレックスは、「劣等感コンプレックス」です。

色々な要素が絡まりあって抱く「劣等感」のことですね。

言葉の意味から考えていくと、「劣等感コンプレックス」は、

たくさんあるコンプレックスのうちの一つということになります。

日本では一般的に、この「劣等感コンプレックス」を指して

「コンプレックス」と呼ぶことが多いです。

劣等感とは、「自分は劣っていると感じる」というものです。

劣っているという思考を持って感じる感情や、そうした感情に伴う体の感覚といったところです。

この記事でも、「劣等感コンプレックス」について様々な観点からとらえていこうと思います。

「劣等感」はこうしてできあがる

劣等感とは、自分自身に対して「低い評価」がなされ、

自分もその評価を認めることで作られます。

その評価が自分自身でしたものであれ周囲から受けたものであれ、
 「そうだよ。どうせ私は○○だよ」と認めた瞬間に、劣等感は完成します。

劣等感は、「他者との比較」で作られます。

つまり劣等感とは、社会的な生き物である人間にとって、切っても切れないものと言えます。 

また、本人の思い込みで劣等感が作られるという場合もあります。

本人の思い込みの場合は他の人には理解されにくいことが多く、

人によっては自慢や嫌味のように受け取られてしまう場合もあります。

例えば、モデルのように美しい人がいたとします。

その人に「私、自分の顔が嫌い」と劣等感を打ち明けられたらどう思いますか?

全く信じられないのではないでしょうか?

ですが、美人さんで自分の容姿に劣等感を持つ人は意外に多いです。

一般的な容姿の私たちからしたら嫌味のように思えたり、

「こんなきれいな人でも劣等感なんてあるんだな」と

逆に勇気や元気をもらったり・・・


でも、当人は真剣に悩んでいます。

こういった、「思い込みによる劣等感」を抱く場合は、

実はその原因は、「劣等感を抱いているそのこと」ではないことがあります。

美人さんの顔に対しての劣等感で例えるなら

小さなころから可愛かった彼女が、ほのかに好きな男の子がいたとします。

でも可愛い彼女に照れた男の子が、

「お前の顔、人形みたいだな」

なんてからかったものなら・・・!

「美しさのせいで愛されない自分」像が、あっという間に作られてしまいます。

幼いだけに深く心に刻み込まれ、

その記憶が埋もれてしまったとしても、その思いは劣等感として残ることになるのです。

そういった容姿にかかわる劣等感は、見た目が原因ではありません。

「愛してほしい人から、拒絶された」
「自分のほうを見てほしいのに、きちんと見てもらえなかった」

という思いが、本当の原因です。

「愛されない」という衝撃は、とても大きなものです。

たった一言でも、心に深い傷を残します。
その原因を隠して、表面上出てきているのが、

「(愛されなかったのは)見た目が人形みたいだから」
「私がもっと、例えば愛嬌がある顔だったら(私を見てもらえたのに)」

という、見た目への劣等感や、容姿への劣等感です。

「愛されない私」という思いがあるかぎり、

容姿に対する劣等感は消えません。

どれだけ人からフォローしてもらっても、「そんなの気にならないよ」と言われても、

根本の原因が解決していないので、痛みが消えないのです。

そして、思い込みによる劣等感を抱くとき、「気にしすぎ」かなと思う人がいます。


「気にしないようにしよう」とすればするほど気になる、ということがありますよね。
その状態が、劣等感を生んだ元となっている傷をさらに深める危険があるのです。

人に相談すると、「そんなの気にすることないよ」などと慰めてくれたりします。
その言葉で少しでも気が楽になるならいいのですが、

実際のところ、根本的な傷が解消されていないのであれば、

心からの納得はできないのではないでしょうか。

心から納得できないのに、

「気にしないようにしよう」「自分を好きになろう」

と自分に言い聞かせていたりすると、傷を深め、劣等感を強化することになります。

納得できないからこそ、

「気にしないようにすればするほど気になる」

「自分を好きにならなきゃと思ってもどうしても好きになれない」

そんなことを繰り返し、さらに自己否定を繰り返していくのです。

そうなると、

「自分さえ自分のことを好きになれないのに、人が自分を好きになるはずがない」

「自分は愛されないんだ」

という思いがどんどん強くなっていきます。
こうして、思い込みによる劣等感は、つらさを長引かせてしまいます。

「たかが思い込み」と侮るなかれ、です。

人が抱く劣等感は、人によって違うものです。
他者に理解されないことで、

その苦しさやつらさを感じるのはおかしいことなんだと押し込めてしまい、

ずっと解消されないまま引きずってしまうこともあるのです。

 また、劣等感には、

「あなたに言われなくても、自分が○○なのは分かっているから」という、

外部からの攻撃に対する自己防衛の面もあります。

そして、劣等感は「他者との比較」によって作られるものなので、一人で克服するのが難しいこともあります。

そのため、自分の中に引きこもってしまうと、劣等感は強化されていきます。

引きこもりは社会からの断絶を意味し、最悪の精神状態に入りやすい状態でもあります。

そのため、劣等感の克服には「社会とのつながり」は欠かせません。

「劣等感」がもたらすもの

劣等感は時に、「あなたの魅力」を封印してしまいます。

劣等感という、「自分は他人よりも劣っているという思い込み」は、

あなたが持っている、他人よりも優れた部分まで閉じ込めてしまうことがあります。

これは、あなたの魅力が誰にも伝わらないという事態を招きます。

更には「卑屈な感情」を増幅させ、あなたの良心をも破壊してしまうことがある、恐ろしいものです。

なぜそんなことが起こるのかというと・・・

脳は、「情報」を処理します。

そして脳には、情報に即した現実を作り上げようとする働きがあります。
つまり、あなたが冗談まじりに「私太っているし」と言ったすると、

脳は「私は太っている」という回路を作り上げ、

それを実現し、維持する方向に動き出すのです。

笑い話だろうと自虐だろうと、自分をけなすたびに脳は回路をその方向へと強化していきます。

自分を傷つける言葉で耳と脳を汚すのは、今すぐやめましょう。

さて、そういった劣等感は、「自分を堂々と見せること」や「等身大でいること」を必要以上に難しくします。

劣等感への思いが強ければ強いほど、自分を隠すような態度や言動をする傾向があるので、

人と深い人間関係を築くのに時間がかかってしまう場合もあります。

また、自分自身の劣等感に触れられたくない一心で、常に防御姿勢になってしまう人も中にはいます。

時には、話し相手に怒りを感じてしまうこともあるでしょう。

それは、自分が隠している劣等感が何かに触発された証拠です。

 つまり、怒りとは本当の自分の気持ちや劣等感を抱くものが何かを知らせてくれるものでもあります。

また、なにかと孤独を感じたり、相手へ嫉妬心を抱くこともあるかもしれません。
劣等感は人との距離を生んでしまうものでもあるのです。

ここで、お話を劣等感コンプレックスに戻します。

考えれば考えるほど恐ろし気な劣等感ですが、

社会の中で生きる以上、切っても切れないものであるともお伝えしました。

すると、劣等感コンプレックスは、どうすれば克服できるんでしょうか?

劣等感コンプレックスの「種類」と、その「原因ごとの対処方法」にヒントがありそうです。

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劣等感コンプレックスの種類

一言で劣等感コンプレックスと言っても、健康な範囲であれば、行動の活力として働いてくれます。

劣等感コンプレックスが日々の充実感につながっている場合は、特に問題はありません。

貧乏な家庭に育ったので、勉強をがんばって高学歴になる。

虚弱体質なので、ジムに通って健康的な肉体を維持する。

こうした劣等感コンプレックスは、人生をより充実させてくれます。


しかし、その劣等感コンプレックスによって、自尊心が低下したり、幸福感が低下している場合は注意が必要です。
「不快なこと」や「自分の至らない点」を何度も考えてしまうことで、

劣等感を感じて自尊心が低下すると、うつ病に発展するなど精神的な健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

それぞれの種類に応じた対処方法

健康的な範囲の場合

健康的な範囲の劣等感コンプレックスであれば、

改善できるところは対策を研究し、変える努力をしてみましょう。

向き合ってみる

なんとなく気になる

自分が劣等感を持っているのはわかる

だから、なんとなく避ける・・・

のではなく、きちんと向き合ってみましょう。

自分が劣等感を持っているのはわかる

劣等感を持ち続けるのが嫌だから、どうすれば解消できるかを考える

このようにきちんと向き合って認めることができた人は、

そのことに対して劣等感を抱いていない人よりも、そのことに近づきやすいです。

なぜなら、自分が劣等感を持っていると感じる部分を変えようと、努力ができるからです。

健康的な範囲の劣等感コンプレックスを持っている人は、
対象に近づくための、人より強力なエンジンを持っているということになります。


自分の強みだと思える部分を探して磨く

劣等感コンプレックスを無理なく克服していくためには、弱点を改善することと、

自分を好きになれる強みを強化することの、両方を同時に行っていくのがおすすめです。

どんなことも、我慢やつらいことばかりでは、挫折しやすくなります。
自分の中で「ここは好き」と感じる部分を見つけて、そこを伸ばしていきましょう。

好きと言える部分が見つからない場合は、「少なくとも嫌いとまではいかない」部分を探しましょう。

手の形はまあまあ悪くないと思う

走るのが意外と速い

お菓子を作るのが割と上手

なんでもいいんです。

自分がその部分が気に入っていると思うと、

嬉しくなってきて、好きな部分がどんどん伸びていきますし、

伸ばしていくのは楽しいものです^^
ぜひ併行していきましょう。

メディアの呪いを断ち切る

脳が影響を受けるのは、自分の言葉だけではありません。
周囲の言葉にも、メディアの言葉にも、同じように影響を受けます。


現代は情報が溢れています。
テレビ・雑誌・インターネット・SNS
その他の多種多様な媒体から情報が流れ込んできます。

あなたが劣等感コンプレックスを抱くものは、どんなものでしょう?

その基準がメディアに作られたものではないか、自分に問いかけてみましょう。

とくに広告などは、視聴者の「欲しい気持ち」を刺激するために作られるものです。

その中には、「あなたはそのままでは不完全」「そのままでは幸せになれない」という呪いを暗にかけて、

「こうすれば幸せになれますよ」と安心させるものも数多く存在します。

メディアの呪いを受けていないかどうか、自分の基準を点検してみましょうね。

自尊心や幸福感を低下させる劣等感コンプレックスの場合

健康的な範囲のものとは違う種類の劣等感コンプレックスです。

こちらは、改善しようと対策をしてみても続かなかったり、
気力が出なかったりすることがあります。

それは、劣等感コンプレックスを抱いているその事象が原因ではないため。

根本解決に結びつかないからです。

ではこの場合、どのように対処していけばいいのでしょう。

 

受容感を増す

まず第一に、「自分は当然に受け入れられている」と感じること。

受容感と言います。

「受け入れられている体験」をすることで、受容感を増すことができます。

自分自身をほめたり、重要な他者との暖かい関係を築くことが大切です。

自己肯定感を高める

第二に、他者の評価を気にしすぎないこと。

自己肯定感を高めることです。

他者の評価に左右されると、精神的な問題が起こりやすくなります。

他者の評価に大きな影響を受けずにいると、精神的な安定度は高まります。

他者の評価を気にする人は、自分の欠点ばかりに注目するという状態なので、

どんどん自分に自信がなくなっていきます。

他者の評価を気にせず、自分の気持ちや考えを重要視して生きていく心を育てることが大切です。


劣等感コンプレックスの強い人は、自分で自分のことを評価できず、他者に承認を求める傾向があります。

このような傾向を承認の病と呼ぶことがあります。

「他者に受け入れられるために無理をしている」

そんな状況から抜け出すためには、自分なりの基準や価値観を創っていくことも必要だと言えます。

最終的に、劣等感コンプレックスを克服するためには

劣等感コンプレックスを克服するには、
「自分はこの世に必要とされる存在だ」と実感することが必須です。

「劣等感の克服」を目指す人は、劣っているという「思考上の判断」をなんとかしようと思い、

優劣の基準上の、自分の客観的評価を高めようと頑張ってしまいます。

健康的な範囲のもので、それが人生における「ブースター」の役割を持つなら、

是非お勧めします^^

ですがそうではなく、気力や活力まで奪われるような、

脱力感が付きまとうような劣等感コンプレックスを克服するためには、

「当たり前に受け入れられる自分」を認識する必要があります。

人より学歴がなくても普通に受け入れられる自分

人より身長が低くても当たり前に受け入れられる自分

人より肌が弱くても

人より体重が多めでも

字が汚くても

歩くのが遅くても

買い物に時間がかかっても

運動が苦手でも

そんな自分でも、当たり前に受け入れられるという認識です。

上に書いたのはほんの一例ですが、こんな人がいたとして、

その人を受け入れない理由が上に書いたことになりますか?

自分より学歴がないから人を受け入れないですか?

字が汚いから話もできないでしょうか?

例えば、そんなことです。

自分の抱いているものを当てはめてみましょう。

それが人のことだったら?

あなたはその人を受け入れないでしょうか?

きっと、そんなことはないですよね^^

そういったところから、少しずつ克服していきましょう。

大丈夫。

ここまで読み進められたあなたなら、もう克服したも同然ですよ。

原因がわかって仕組みがわかったということは、

あなたの中で認識が変わってきているからです。

正体が不透明な「劣等感コンプレックス」を克服できるのも、もうすぐです^^

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