赤面症を治す方法

「赤面症」

授業中にあてられて、すごく赤くなったことがある
異性や初対面の人と話すとき、顔や耳が熱くなる
パートナーの話題になると顔が赤くなる
顔が熱くなって汗が出て、汗が出てると思うともっと出る
滅多に会わないような高い役職の人に会うと、なぜか赤面する

誰にでもこんな経験はあると思います。

ですが、似たような状況でいつも赤面するような状態を、

「赤面症」と呼んだりします。

赤面症は、どうにかしたいけど自分の意志ではどうにもできないという意味で、“症”がついています。


「高校くらいまでは気になってたけど、そういえばいつの間にか気にならなくなってたなぁ」

「大人になれば治るから、あまり気にしないほうがいいんじゃない」


そんな言葉もよく聞きますが、あなたが10代20代の若い世代だとして、

今まさに悩んでいるのにそのうち治るからって言われても。

と悩みは深まってしまいます。

時間がたてば治ると思って耐えて「大人」になったけど、相変わらず赤面するんですけど。

そんなご相談をお受けすることもあります。

この記事では、赤面することで悩みを抱える方へ、

様々な視点から、克服の助けになるいくつかのことをお伝えいたします^^

 

 

「赤面する」仕組み

ではまず、どんな仕組みで顔が赤くなるのかを見ていきましょう。


ご存知の通り、人の身体は、交感神経と副交感神経、つまり自律神経のバランスで調整されています。
血液の循環も自律神経がコントロールしていて、周囲の事態に臨機応変に対応しています。

血液の循環ということをもう少し詳しく分解してみると・・・

血液が巡るルートは大きく2つに分かれます。

身体の内側と外側、つまり消化器官などの内臓部分と、皮膚や筋肉などの身体を動かし外と接する部分です。

食べ物を食べると、それらを消化するために内臓へ血液が巡ります。

運動すると、栄養と酸素を供給し、また、熱を体外へ放出するために筋肉と皮膚表面へと血液が巡ります。

リラックスしているときは、鼓動も落ち着いていて、身体もゆったりしていますよね?

血管も収縮したりせず、無理のない範囲で静かに生命活動を営んでいます。

血流は全身をゆったりとめぐっています。

ところが緊張してくると、血管が収縮します。

身体に緊張が走ると、ぎゅっと身が締まるような、身が縮むような思いがするときがありますよね?

実際に血管も締まっています。

すると手足が冷えたりします。

そうして血液が末端までいきわたりにくくなると、狭い血管へ血液を流さなければならないので

血流に勢いをつけなければならなくなり、

血流に勢いをつけると脈拍が上がります。

ドキドキするわけです。

そして同時に、これまで消化器官部分を循環していた血液が、一気に外側へと流れ込みます。

要するに戦闘態勢です。

緊張すると起こる、「交感神経」が優位になるストレス反応です。

臨戦態勢となり、起こってくることに対して戦うか逃げるかの反応を瞬時に行うために、アドレナリンも分泌されます。

専門的には闘争・逃走反応(戦うか逃げるか反応)と呼ばれます。

実際には、現代では生死に関わるようなバイオレンスな状況には滅多になりませんが、

人間も動物なので本能的な反応は致し方ないところです。

この戦闘態勢が起こると、比較的温度の低い顔の皮膚表面は、

消化器官の周辺を巡っていた温かい大量の血液の流入を受けて赤く見えることとなり、

更には熱く感じられることになります。

また、耳は冷えやすい器官です。

戦闘態勢が起こった人体内では大量の熱が生み出されるわけですが、

このとき体温調節・低下の一環として耳たぶに血液が流されます。

「耳まで真っ赤」になってしまうのも、戦闘態勢の現れです。

そして、いきなり全身に噴き出してくる汗も、体温調節機能が働いた結果引き起こされる

体温低下のための反応です。

体温が上がる→体温調節機能が働く→発汗・血液循環などの調節が行われる→汗が噴き出す・顔が赤くなる

というわけです。

 

 

「赤くなる」以外に起こっていること

また、血液は、当然頭の中、脳内にまでめぐります。

脳内で活発に働いている部位にも血流は集中します。

身体の瞬発力を出すために筋肉部分を活性化し、

瞬間的な判断ができるように、脳も活性化させるわけです。

ところが、そうした瞬時に反応するための、本能的反応である戦闘態勢が「焦り」として感知され、

また、同時に「抑制心」が働いて「焦り」を抑えようとするため、混乱して軽いパニック状態を招くことがあるようです。

真っ赤になってしまったとき、その場から離れると落ち着いてほっとするのは、軽いパニック状態から解放されるからというのも一因です^^

 

 

「赤くなる」原因

こうした、顔が赤くなるという変化は、潜在意識をきっかけとして、つまり意志とは関係のないところで起こります。

「赤くしない」「血の巡りを変えない」「焦らない」と意志によって決めることはできません。

どんなに血流の向きを逆にしようとしてもできないのと同じで、意志の力で顔を赤くしないというのは非常に難しいことです。

また、顔が赤くなること自体は身体的な反応なので、病気ではありませんし、それ自体が問題ということはありません。

では、病気ではないのだし、顔を赤くしないことができないとなれば、もう赤くなったらそのまま、熱い顔と噴き出す汗を感じながら耐えるしかないのでしょうか?

考えるだけで憂鬱になりそうですね^^;

 

 

「気にしない」「気にしない」(逆に気になる)

「顔を赤くしない」ことが不可能なのであれば、まず「赤くなっても気にしない」ことが一番ですが・・・

気にしないようにしようとすればするほど気になってしまうのもまた、人情というものです。

ところで、ここの、

「気にしないようにしようとすればするほど気になる」

の部分で、何が起こっていると思いますか?

「気にしないようにしよう」と思うことで、

「気にしている」ということが起こっています。

例えば、

「ペンのことは気にしないようにしよう」と思ったとすると

「ペンのことは考えない」

「ペンのことは考えない」

と思うことで逆にペンのことが頭に焼き付いたようになります。

同じことが起こるわけです。

「赤くならない」こともできない。

「気にしない」ようにしようと思うともっと気になる。

いったいどうすればいいのでしょう。

ここで、少し目先を変えてみましょう。

「顔が赤くなる」

ことを、あなたはどんな風にとらえているでしょうか?

人前で話したり、誰かと会話をしているとき、カーっと顔が熱くなってきました!

「変に思われる・・・!」

そんな風に思っていないでしょうか?

そして、「変に思われる」のを避けようとして、

早く済ませようと早口になって噛んでみたり、

見られたくないあまり下を向いてしまって、

声が通りにくくなるため聞き返されてもっと慌てたり

下を向いたことを怪訝に思った相手に逆にのぞき込まれてまた慌てたり

そんな経験をすると、顔が赤くなることに恐怖心さえ抱く結果につながりかねません。

さて、ここで出てきた「変に思われることを避けようとする」ことを、

「安全行動」といいます。

恐れている結果になるのを防ぐための行動です。

ですが、「下を向く」「早口になる」という行動は、逆に人の注目を集めたり、

「変だと思われている」という考えを強める結果につながります。

「安全行動」が逆効果だから「安全行動」をとらないとすると、

赤くなってもそのまま隠すこともしない、ということになっていきます。

「赤くなるのが嫌だから隠したいのに・・・!」という声が聞こえてきそうです。

 

 

気にしない そのに

それでは行動をとるその手前、「赤くなる」ことを気にしない、ということをもう一度考えてみます。

ここで、「赤くなる」と「変に思われる」という思考に着目してみましょう。

こういった思いは、相手の反応や会話の内容ではなく、

「自分がどう見られているか」に意識が向くことによって起こります。

では、どう見られていると「変に思われない」と思いますか?

顔色を変えずに、落ち着いて話しているように見えていれば、変に思われないでしょうか?

それとも、顔色を変えずに、噛んだりもせずに話すべきことをきちんと話せていれば、変に思われないでしょうか?

顔を伏せたりせずに、普通にやり取りができれば変に思われないでしょうか?

おや?

顔が赤くても、落ち着いて話していれば、会話になりそうじゃないですか?

顔が赤くても、噛んだりせずに話すべきことをきちんと話せているのなら、相手もきちんと話に乗ってくれそうじゃないですか?

顔が赤くても、普通にやり取りができるなら、問題なさそうじゃないですか?

ここで大事なのは、「顔が赤いことを見られないこと」でしょうか?

それとも、「会話をしたり、伝えるべきことをきちんと伝えること」でしょうか?

どちらが正しいとか、間違っているとかではありません^^

あなたの答えは、どちらでしょう?

大事なのは、「会話をしたり、伝えるべきことをきちんと伝えること」と答えたあなた

あなたは、これから、「顔が赤くなる」ことを気にせずに過ごしていくことができます。

なぜなら、顔が赤くなろうとも、それより「会話をしたり、伝えるべきことをきちんと伝えること」を重要視するからです。

顔が赤くなったって、そんなことを気にしていられないのです^^

大事なのは、「顔が赤いことを見られないこと」または「両方」と答えたあなた

あなたは、とても正直です。

そして、だからこそ悩みますよね^^

 

 

「赤面症」の核心

実は、赤面症の問題点は、ここにあります。

「顔が赤くなること」が問題なのではなく、

「顔が赤くなること」を避けようとするあまり、

「顔が赤くなりそうな場面」を恐れたり避けようとする、

それによって人と疎遠になったり、人を恐れることにつながる。

もともと人と話すのが嫌いじゃないのに、

顔が赤くならないかと気にするあまり、

人との会話を心から楽しめなかったり


自分の意見をもっと言いたいのに言えず、

今一つ前へ出られないなど

人とのコミュニケーションがうまくいかなくなってきて
それが自分へのプレッシャーとなり、さらに消極的になって

コミュニケーション能力が低下していく、というものです。

一度赤面症になると、気づいて意識していかないと、

なかなかその悪循環から抜け出すことが難しくなります。


でも逆を言うと、この悪循環から抜け出すことができると、

赤面症から抜け出すことができます。

では、どうすれば赤面症の悪循環から抜け出すことができるのでしょうか?

 

 

「悪循環」から抜け出そう

まず一つ目に、病院で処方される薬を使う手があります。

精神科や神経内科などで処方されるものです。

持病のある人には不向きなもの、

依存性が高く薬が切れると元に戻るもの、

実際に人前に出るときに服用する頓服のもの、など

医師の処方が必要なものです。

こういったものを使いながら、

コミュニケーションに対する不安を少しずつ解消していくのがいいでしょうが、

「薬を飲んでいる」ことの安心感に依存してしまいがちなのは否めません。

また、「自分は病気だ」という認識を持ちやすいともいえるでしょう。

赤面症は、「病気」ではないので、薬を使うとしたら、

「薬の力を一時的に借りながら」抜け出していきたいですね^

 

次にご紹介するのは、漢方薬です。

漢方薬を処方する病院もありますし、漢方薬局もあります。

漢方薬は、基本的に継続的に服用して体質を改善しようという考えがあるので、

マイペースに治療を受けたい人には、いいかもしれません。

何より副作用がありませんし、自律神経を整えてくれるものもあるので、

よく相談して処方を受けるといいでしょう。

不安があるときには事前に確認をするか、人からの紹介を受けるのがおすすめです。

病院で処方される薬剤にしても、漢方薬にしても、

「薬を服用している」と思うことが精神的な安心感につながって、

赤面症が気にならなくなる人もいます。

それで薬もいつの間にか不要になればとてもいいですが、

人間は何かと依存したいものです。

薬に依存しないために、「自分でできる赤面対策」もご案内します^^

 

 

そんなに難しいことじゃないんです

顔が赤くなったときには、交感神経が優位になるのは、冒頭でお伝えした通り。

逆に副交感神経の働きは抑えられます。

とすると、交感神経を抑え、副交感神経を優位にすればよいのです。
ということは、顔が赤くなってきたと思ったときの理想的な行動は、

・意識的に深い呼吸をする
・奥歯を噛み締めているのであればゆるめる
・体が緊張してこわばっているなら、ふと力を抜く

呼吸が速く浅くなるのも、奥歯をぎゅっと噛み締めるのも、

体に力が入ったりこわばったりするのも、

すべて交感神経の働きで反射的に起こる反応です。

これを意識的に緩めてあげるのが目的です。

そうすることによって、交感神経が優位になって起こった

過剰気味な警報と戦闘態勢がゆるめられ、

自律神経のバランスが取れることによって落ち着きを取り戻せます。

落ち着きを取り戻せると、顔の熱さや

噴き出して止まらないように思った汗も落ち着きます。

簡単なことのようですが、いざ顔が赤くなった時に思い出して実践するのは

なかなか難しいかもしれません。

だからこそ、普段から心がけて、念頭に置いておきましょう^^

一回目や二回目のときは、思い出せないかもしれません。

そのときは、「思い出せなかったな」と後から思うだけで十分です。

何回か繰り返していると、まさに顔が赤くなったその時に思い出せる時がきます。

大丈夫、抜け出していけます。

なぜなら、やってみようと思うだけで、もう抜け出す道に踏み出しているからです。

というよりも、ここまで読み進めたあなたは、もう半分は抜け出したようなものです。

なぜなら、どうすれば抜け出せるのかがわかったから。

後は実践するだけだからです。

顔が赤くなることが気になって人と話せない

そんな日常から抜け出していきましょう^^

 

 

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